今回は、こんな本から・・
「子どもがバスケを始めたら読む本 ~7人の賢者に聞いた50の習慣~」
という本を読んでみました。
わが子が、バスケをやっているという保護者の方なら、何かそそられる題名ですよね。
2021年1月31日発行ですから、出たばかりの本です。
【第1章 身長を伸ばすことってできますか?】
今回のテーマは「身長を伸ばすことってできますか?」
バスケに関わる人だったら、まずは、質問したくなる事ですよね。
いきなり結論から言うと・・
「こうすれば身長が伸びますよ」ということは・・
書いてありません。
「残念!」
とは言え、この章で気になったポイントを書き出してみます。
1.骨が伸びれば、身長も伸びる。
ポイントは「骨」ですね。
2.骨の成長のための注意点は‥
・カルシウムとマグネシウムの比は、2対1になるように摂取する。
本には書いてありませんが、合わせてビタミンDを取れれば、より良いと思います。
ビタミンDは、腸管からのカルシウムの吸収を促進し、血液に入ったカルシウムを骨まで運ぶ働きがあります。カルシウムは吸収されにくい栄養素なので、ビタミンDとあわせて摂取することが大事です。
また、背を伸ばすには「牛乳をたくさん飲めば良い」と昔は言われましたが、実はそういうことはないようです。牛乳は適量でよろしいかと・・
・食事はバランスよくとる。
その通りです!
・ストレッチとセルフマッサージで筋肉を柔らかくする。
正しくストレッチをすることは、大事ですね。
3.一般的には、小学校高学年から中学生にかけての、いわゆる成長期に背は、一番伸びると言われていますが、実は一番ではなく二番である。
人間の身長が一番伸びるのは、生後半年の時期。
4.「トレーニングのあとはゴールデンタイムなので、成長ホルモンが出ている間にプロテインを取りましょう」という説は、間違いだとわかってきた。
5.「足が大きい人は身長が高くなる」というのは、間違いではない・・ようです。
6.大腿四頭筋、ハムストリングス、ふくらはぎの筋肉、背中の筋肉などが、常に硬い状態だと、背は伸びにくくなる。
練習時のストレッチの時間が、休憩時間になっている人いませんか?
正しくストレッチをやりましょう。
7.オスグッドの一番の問題は、成長痛と思われていること。
オスグッドは骨折。
練習を休んだ方が、治りは絶対的に早い。
練習を休むべき時は、しっかり休みましょう。
それでも、出来ることはやりたいという人は、別メニューで!
足が痛くても、その場でドリブルは付けますから・・
右利きの子は、左のドリブルがうまくなるチャンスです。逆もしかり・・
8.成長の順番は、「骨」→(成長痛発生のリスク)→「筋肉」→(捻挫などのリスク)→「靭帯」の順
成長の順番があることから、途中途中でトラブルのリスクがあるようです。
9.痛みが発生したら・・
・72時間の休み
・アイシングとストレッチ
・テーピングなどによるサポート
10.シーバー病(かかとにある軟骨の成長痛)は、バッシュ選びも痛みの要因。
かかとが痛いという子もいますね。
本当は、自分のサイズに合ったバッシュをはいてもらいたいものですが・・
子供たちは、どうしても自分の好きなバッシュを買いたがる。
多少サイズが大きくても、紐でギュウギュウに縛って履いている・・
そんな子は、要注意ですよ!
11.足首の内側は、剥離骨折しやすい。
捻挫でも必ず病院へ行き、骨が折れていないか確認する。
医者に行かず、そのままにしておくと、身長に関わる可能性もあるようです。
12.身長に関しては、残念ながら遺伝の影響は強い。6~7割は遺伝。
13.炭水化物をたくさん摂ると、成長ホルモンが出にくくなる。
フリカケだけでご飯をおかわりしている子は、バランスの良い食事を!
14.睡眠時間は、8時間をキープ。寝る前の1時間半前のお風呂に入る。
シャワーよりお風呂に浸かる方がいいようです。
15.子供たちの変化については、毎日会っている保護者のみなさんに気づいてもらいたい。
以上、ザックリと挙げてみました。
背の伸び方は、人により、「早熟」「晩熟」があるので、伸びる時期も人それぞれ・・
背に関して、自分ができることは・・
「身長が伸びにくくなる・・と言われていることは避ける!」ということ。
そんな事も、この本に詳しく書いてあるので、
もっと知りたい方は、この本を手に取ってみて下さい!
URL載せておきます!
では、第2章以降は、後日!
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