子供たち、70名超えの我がチーム。
練習は、2グループに分けて、時間帯をずらして行っています。

ひとつのグループは、
・現在の代表チームメンバー(6年生は全員)と、5年生以下でその練習についていけそうな子供たち(仮にAグループとしておきます)
もうひとつのグループは、
・Aグループ以外の子供たち(低学年を含む、学年はバラバラの、近い将来代表メンバーになるであろう子供たち、仮にBグループ)

前半は、Bグループが練習し、終了後、Aグループが練習となります。

そのような形での練習で、懸念されることは・・
Bグループ内では「できる側の子供たち」のこと・・
・Aグループの練習だと、まだ本人たちが、つらいかな・・
・でも、Bグループの練習だと成長しづらいかな・・
という感じの子供たちのことです。

Bグループの練習だと成長しづらいというのは・・・
Bグループは、「彼らが中心となって練習ができる場」でもあるのですが・・、
・・と同時に、Bグループは、彼らにとって「居心地の良い場」でもあるのです。
なぜなら、そんなに頑張らなくてもできる・・そんな場だからです。

この「居心地の良い場」のことを「コンフォートゾーン」とも言います。
「コンフォートゾーン」にいる時は、力を発揮できるわけですから、人間の「脳」と「心」は、何もしない「現状維持」を望んでしまうのです。

当然、技術面、体力面、精神面でも個人差はあるので、一概には言えませんが・・
彼らが、なかなか代表チームの練習に参加できない、ひとつの理由は、「代表チームとは関係ない自分」が「コンフォートゾーン」になっているからかもしれません。

彼らが、これから成長していくには、この「コンフォートゾーン」の位置をずらさなくてはいけません。

そのためには、「自分の能力に対する自己評価」を変える必要があります。
その自己評価のことを、「エフィカシー」と言います。

「エフィカシー」を「代表チームとは関係ない自分」から「代表チームに入る自分」に変えていく必要があります。

そしてそれを、強くイメージして練習に取り組んでいければ、「コンフォートゾーン」も変えていけるかもしれません。
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今後、もし彼らが、Aグループの練習に参加するようになったなら、おそらくグループでの練習は「居心地の悪い場」になるでしょう。
なぜなら、今まで簡単に熟せてきた練習が、レベルが上がったことにより、なかなか思う通り熟せなくなるからです。
でも、それは、今までの自分の「コンフォートゾーン」の外に出た証拠でもあります。

それは・・
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という事なのです。

ここは、凹まず、前へ進み続ける必要があります。
そうすると、今まで隠れていて見えなかった、新たなもの(達成したい目標等)が見えてくるかもしれません。

「居心地の良い場」からの脱出! 

いっときは、大変かもしれませんが、それが成長できるチャンスなのです!
09バスだる大変


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